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2025/02/25

洗濯機の振動が気になる!そのまま使い続けたらどうなるの?原因と対策7選

洗濯機の振動が気になる!そのまま使い続けたらどうなるの?原因と対策7選

洗濯機と振動の関係

洗濯機の寿命を左右する要因の一つとして振動が挙げられます。

振動が大きいと、内部の部品に負荷がかかり、故障や劣化を早めるからです。

洗濯機の平均寿命は6~7年程度で、使用回数にすると2,500回〜3,000回とされています。

この期間を過ぎると、様々な症状が現れ始め、その中でも振動は重要な指標となります。

振動の増加は洗濯機の寿命が近づいている兆候の一つです。特に、以下の点に注意が必要です。

 

脱水時の異常な振動

寿命が近づくと、モーターの衰えにより脱水時に激しい振動が生じることがあります。

 

パルセーターの不具合

洗濯物を回転させる羽根(パルセーター)の軸や振動を抑える部品に不具合が生じると、異常な振動や騒音の原因となります。

 

設置状態の影響

洗濯機の使用方法や設置の仕方によっても激しい振動が発生する可能性があります。

 

洗濯機の振動が起こるメカニズム

洗濯物の偏り

洗濯槽内で洗濯物が偏ると、回転時にバランスが崩れ、振動が発生します。

特に大きな洗濯物や厚手の衣類は偏りやすく、振動の原因となります。

 

遠心力

脱水時に高速回転することで生じる遠心力が、洗濯機本体に伝わり振動を引き起こします。

洗濯物が多すぎると、この遠心力が増大し、振動が激しくなります。

 

設置状態の不安定さ

洗濯機が水平に設置されていない場合、運転中のバランスが崩れやすくなり、振動が増幅します。

 

内部部品の劣化

洗濯機の使用年数が経つと、洗濯槽を支える軸や防振つり棒などの内部部品が劣化し、振動を適切に吸収できなくなることがあります。

 

排水の不良

排水がスムーズに行われない場合、洗濯槽内に水が残った状態で脱水が始まり、振動の原因となります。

 

これらの要因が単独または複合的に作用することで、洗濯機の振動が発生します。

適切な使用方法や定期的なメンテナンスを行うことで、振動を最小限に抑えることができます。

 

振動が大きい時の対策方法

設置場所の確認

地面が平らかであることを確認し、水平器を使って洗濯機を調整しましょう。

また、適切な量の洗濯物を投入することも、振動を軽減するためのポイントです。

さらに、振動を防ぐための周辺機器として、洗濯機用のかさ上げ台を利用することも有効です。

 

洗濯機のかさ上げ台にはいろいろな種類がありますが、ゴム100%のものであれば振動や騒音が抑えられるのでオススメです。

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かさ上げは防振防音以外にもメリットがあるので、こちらの記事も読んでみてください。

洗濯機のかさ上げとは?メリット・デメリットもご紹介

 

洗濯機の点検

洗濯機を長年使い続けるために、定期的な点検もおすすめです。

設置場所の確認と調整

・洗濯機が水平に設置されているか定期的に確認し、必要に応じて調整します。

・設置面の安定性を確保し、がたつきがないようにします。

 

洗濯物の偏りを防ぐ

・洗濯物を均等に入れ、片寄りを防ぎます。

・大きな洗濯物は単独で洗うか、他の小さな洗濯物と組み合わせて洗います。

 

内部部品の点検

・パルセーターや軸、防振つり棒などの内部部品に異常がないか定期的に点検します。

・異音や異常な振動が発生した場合は、専門家による点検を受けます。

 

排水系統の清掃

・排水フィルターや排水ホースを定期的に清掃し、排水の流れを良好に保ちます。

 

適切な洗剤量の使用

・洗剤の使用量を適切に保ち、洗濯槽内の汚れを防ぎます。

 

洗濯機能の適切な使用

・振動を減らすモードがある場合は、状況に応じて使用します。

 

これらのメンテナンス方法を定期的に実施することで、洗濯機の振動を抑え、本体を長く快適に使用することができます。

また、振動対策は騒音問題の解決にもつながり、周囲への配慮にもなります。

 

新しい洗濯機に買い替える

使用年数などによっては「洗濯機を買い替える」のも選択肢の1つではないでしょうか。

 

使用年数

洗濯機の平均寿命は6〜7年程度です。この期間を過ぎると、寿命のサインが現れやすくなります。

 

機種別の最適な買い替え時期

・8月〜9月:これらの時期は、新モデル発売前で既存モデルが安くなる傾向があります。

・決算セール期(9月・3月)、ボーナス期(6月・12月)、年末年始(12月・1月)もお得に購入できる可能性があります。

 

故障や不具合のサイン

• 焦げ臭いにおいがする

• カビ臭いにおいが清掃しても取れない

• 操作パネルの反応が悪い、または文字が薄れている

• 運転が途中で止まる

これらの症状が現れた場合、特に使用年数が6〜7年を超えている場合は、交換を検討する良いタイミングです。

 

性能の向上

新しい洗濯機は省エネ性能や洗浄力が向上している可能性があります。

現在の洗濯機の性能に不満がある場合は、交換を検討してもよいでしょう。

交換を決めた際は、古い洗濯機の処分方法や新しい洗濯機の設置環境も事前に確認しておくことをおすすめします。

 

まとめ

振動を減少させる工夫や対策を行うことで、洗濯機を良好な状態に保ち、長持ちさせることができます。

日々の小さな注意が、長期的には大きな差を生むのです。