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2024/11/05

あしあげ隊 グッドデザイン賞への道のり2

あしあげ隊 グッドデザイン賞への道のり2

前回の続きです!

前回の記事はこちら(グッドデザイン賞とは?~1次審査まであしあげ隊 グッドデザイン賞への道のり1

 

2次審査について

1次審査を通ると2次審査の案内が来ます。

2次審査は実際に審査員が物を見ての審査になります。

この審査に通るとグッドデザイン賞受賞は確定、更にその中でも優れたデザインの製品100個に「グッドデザイン・ベスト100」などが授与されます。

「審査委員会からの要望」として、指示が出ますので要確認です。

あしあげ隊の場合は現物の展示指示があったのみでした。

 

過去には地方の展示会場を使っていたこともあったようですが、ここ近年は幕張メッセで行われているようです。

2024年度も幕張メッセが会場になりました。

およそ1m四方のテーブルに実際のものや製品を補足するようなものを置きます。

例えば展示パネル、置き台、モニターなど。展示パネルは事務局側での用意もありました。

また、モニターや電気がいる製品用のコンセントなども申し込めます。要項をよーく読むのが大切です。

 

搬入・搬出は日程と時間が決まっており、2024年度のタツフトは以下の通りでした。

これは混雑防止のために展示区画ごとに決められた時間が割り振られているようです。

搬入:8月5日(月) 15時から

搬出:8月9日(金) 17時半から

 

搬入や搬出は事務局側提供の業者を使うこともできます。(有料オプション)

でも一次審査通過から締切まであまり日程がないので申し込むなら早めに。

ちなみに2024年度は7月2日に審査結果の発表があり、申し込みは12日までとなっていました。

自分たちで搬入出する、しかも車は使えないという方はWBGサテライトセンターに各種配送業者の営業所がありますので営業所止めにして受け取りしたり、発送するといいです。

タツフトはここを使いました!ヤマト運輸WBGセンター

ただしセンターから幕張メッセまではそこそこの距離があります。

個人的には物の輸送だけでも有料オプションを使った方が楽だったなと思いました。

 

二次審査のデザインについて

タツフトではあしあげ隊のパッケージを制作していただいたデザイン会社さんと協力して展示を制作しました。

それがこちら!

グッドデザイン賞二次審査展示1

1次審査でPRしたポイントをパネルに落とし込み、かつ直置きもOKというイメージにクッションフロアを敷きました。

テーブルに対して覗き込む形になるため、奥側の展示物は傾斜をつけたり製品を置き台に乗せて見やすくしています。

グッドデザイン賞の二次審査の展示についてはネットでもなかなか事例が見つからず、参考にするものが乏しくて大変でした。

 

ところがここでトラブルが!

テーブルの右下にメモ用紙が置かれることがこの段階で判明。

その用紙は審査員の人が製品を見た感想や審査用のメモをとるものとのこと。

こちらが考えたデザイン通りにパネルなどを置くと、製品説明のパネルにそのメモ用紙が重なってしまいます。

要項を見返してもその記載はありませんでした…

あしあげ隊、ひいては洗濯機のかさ上げはあまり知られていないのでパネルの文字が読まれないのは…と思い、泣く泣く配置を変更しました。

それがこちら。

グッドデザイン賞二次審査展示2

展示物には余裕があった方が良さそうです。

 

結果発表

結果は8月23日に発表されました。

結果は残念ながら落選…

2024年度は5773件の応募に対して1579件が受賞しました。

割合としては約27%なので狭き門であることが分かります。

2024年度グッドデザイン賞結果発表:https://www.g-mark.org/learn/past-awards/gda-2024/results

 

反省点として…

・一次審査の結果発表が7月2日、二次審査の搬入日が8月6日と約1か月。

結構時間がないのでデザインの叩き台だけでも早く作るべきだった。

(展示会出展や営業活動と被ってあまり時間がなかったので…)

・展示自体はシンプルなものも多い。あれもこれも!と伝えずに減らしてみてもよかったかも。

・搬入出のスケジュールやどうやって持ち込むか、よく調整が必要。

ゴムマット+軽いパネルだったから運べたけれど、重い製品だったりしたら厳しかった。

 

ぜひ次回のグッドデザイン賞に応募する人は参考にしてみてください!