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外国人介護スタッフ

  • 2021/07/27

    外国人介護スタッフ

    外国人技能実習制度の利用で介護スタッフを採用するときの方法と注意点

    外国人を介護スタッフとして受け入れるとき、「外国人技能実習制度」を利用することができます。 「求人を出しても応募者がいない…」 「せっかく採用しても、離職する人が多くてなかなか定着しない…」 そんな悩みを持っているあなたに、外国人技能実習制度という選択肢があることを知っていただきたいと思います。 外国人技能実習制度とは何か、制度を使って介護スタッフを採用するための条件や手続きなど、 外国人技能実習制度について広く解説しましょう。 最後までお読みいただければ、人手不足や定着率の悪さに悩んでいる方にも役立てていただけるでしょう。 ■目次 1.外国人技能実習制度とは? 2.外国人技能実習制度で外国人を雇用するときの注意点  ・外国人技能実習制度による人材受け入れの考え方  ・外国人技能実習生に必要な要件  ・技能実習の実施者に必要な要件  ・技能実習内容に関する要件 3.外国人技能実習生受け入れには、監理団体が重要な役割を担う 4.外国人技能実習制度の「送り出し」と「受け入れ」の関係 5.まとめ 外国人技能実習制度とは? 外国人技能実習制度とは、途上国の人材を日本に招き入れ技術を学び、母国で活かすための制度です。 これは、法律でも定められています。 —引用— 第三条 技能実習は、技能等の適正な修得、習熟又は熟達(以下「修得等」という。)のために整備され、 かつ、技能実習生が技能実習に専念できるようにその保護を図る体制が確立された環境で行われなければならない。 2 技能実習は、労働力の需給の調整の手段として行われてはならない。 —引用ここまで— 「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律│e-Gov」 あくまで、製造や土木建築、介護などの技術を習得してもらい母国で役立ててもらうための制度です。 外国人を労働者として扱うことが目的でないことをしっかり理解してください。 <追記:2019年10月17日> 既に山形市にある障害者支援施設では外国人技能実習生の受け入れが始まっています。 今後の人材不足を見据えて受け入れを開始し、中長期的に教育を行っていく方針のようです。 タツフトの「インターン」制度で一度実習を行った学生たちが再来日しています。 外国人技能実習制度で外国人を雇用するときの注意点 外国人技能実習制度は、外国人との雇用契約が必要です。 ですが、上でも触れたとおり労働力としてあてにすることが目的ではないことを覚えておきましょう。 また、介護が外国人技能実習制度の中に組み込まれたのは、つい最近のことです。 介護の技能実習に関しては固有の要件がありますので、しっかりと制度について学ぶ必要があります。 ・外国人技能実習制度による人材受け入れの考え方 ・外国人技能実習生に必要な要件 ・技能実習の実施者に必要な要件 ・技能実習内容に関する要件 上記4点についてご説明します。 外国人技能実習制度による人材受け入れの考え方 国のすすめる外国人技能実習制度では、外国人の人材を保護しつつ 介護福祉サービス利用者へも配慮しなければならないことが求められています。 ・単純な仕事をする要員として扱わないこと ・適切な処遇を確保すること ・介護福祉サービス利用者に不安を抱かせないこと ■図1 「技能実習「介護」における固有要件について│厚生労働省」より 外国人技能実習制度を利用し、低賃金で長時間労働させた農業系/工業系企業が摘発されるニュースが後を絶ちません。 このような問題が既に持ち上がっていますので、国も介護の現場で同じようなことが起こらないよう、 しっかりとチェックしているといえるでしょう。 外国人技能実習生に必要な要件 外国人技能実習制度(介護)を使って、日本へ入国できる外国人には、一定の要件があります。 ⇒母国での介護や看護の経験について ・介護施設での実務経験を持っていること ・自宅で高齢者や障がい者の世話をしたことがある ・看護過程修了、または看護師資格取得をしていること ⇒日本語能力について ・日本語能力検定を受け、来日時点でN4であること 来日時点ではN4となりますが、1年後には日本語能力試験でN3に合格する必要があります。 技能実習の実施者に必要な要件 実習の実施者、つまり介護福祉施設側にも一定の要件があります。 外国人実習生を保護しながら、適切な指導を行うために必要なことです。 ・実習生人権擁護のため、訪問介護業者は受け入れできない ・看護師か、介護福祉士(職務経験5年以上)を指導員とすること ・実習生5人につき1人以上の指導員をつけること ・事業所の設立から3年以上が経過していること また、どのような介護事業者でも外国人実習生を受け入れできるわけではありません。 介護施設やサービスにはいくつもの形態がありますが、 外国人技能実習制度で外国人を受け入れできるのは、以下の表に示されたものだけです。 ■図2 「技能実習「介護」における固有要件について│厚生労働省」より 技能実習内容に関する要件 介護の仕事やそれに必要な日本語を学ぶカリキュラムも、時間単位で決められています。(一部抜粋) 【日本語の授業=合計240時間】 ・聞き取りと理解=18時間以上 ・読み取りと理解=11時間以上 ・文字を書くこと=24時間以上 ・発音=6時間以上 ・作文=5時間以上 ・会話=24時間以上 ・介護にまつわる日本語=36時間以上 ・総合日本語=90時間以上 【介護に関する授業(介護導入講習)=42時間】 ・介護の基本=6時間 ・コミュニケーション技術=6時間 ・移乗介護=6時間 ・食事の介護=6時間 ・排泄介護=6時間 ・衣服着脱介護=6時間 ・入浴などの介護=6時間 これら特定の授業/講習以外は、OJTで学ぶこととなります。 外国人技能実習生受け入れには、監理団体が重要な役割を担う 制度を利用し、外国人実習生を受け入れる際に重要な役割を果たすのが監理団体です。 監理団体は、商工会議所や中小企業団体、組合や企業団体など営利目的の団体でないことが条件です。 監理団体の主たる役割は次の3つで、外国人技能実習制度を正しく活用するためにとても大切なものとなります。 ・監理=技能実習実施企業が、技能実習計画に基づいて正しい実習を行っているかのチェック/指導 ・技能実習制度の周知=実習実施機関や実習生送り出し機関に、本来の制度の趣旨を周知する (安価な労働力とみなす機関の排除) ・監査と報告=3カ月に1度定期監査、定期巡回により実習生の状態のチェック結果を地方入国管理局に報告 監理団体は、点数により評価されている 一口に監理団体といっても体制や過去の実績により評価され、「優良な監理団体」かそうでないかを判定されます。 各種項目への配点と、その総合点数により判定されるのです。 ■図3 ■図4 「技能実習「介護」における固有要件について│厚生労働省」より もしあなたが監理団体を選ぶときは、このような点からも判断しなければなりません。 特に、実習生が順調に技能検定をパスし実習4~5年目に入ろうとするなら、 監理団体が優良認定を受けている必要があることに注意してください。 (あなたの施設も「優良な実習実施者」と認定されている必要があります) 外国人技能実習制度の「送り出し」と「受け入れ」の関係 制度を利用して外国人実習生を求める場合、正当な送出機関と監理団体とのよい関係が求められます。 ときに、外国人技能実習制度を悪用した「実習生ビジネス」がニュースで取り上げられます。 この問題を避けるためにも、あなたが自ら現地の送出組織を探すことはやめておくべきでしょう。 日本国内の監理団体と海外の送出機関、実習生との関係は図でみるとよくわかります。 ■図5 「外国人技能実習制度とは│公益財団法人国際研修協力機構」より まとめ 外国人技能実習制度の「介護職種」を利用するには、さまざまなハードルがありましたね。 技能実習生にも高い能力や意欲が必要ですし、あなたの側の受け入れ態勢も整えておかなければなりません。 更にいえば、あなた自身で海外現地法人から人材を探すか、 受け入れを手伝ってくれる監理団体に相談するかといった判断もしなければならないのです。 介護は、人対人のコミュニケーションが求められる大事な仕事です。 また、せっかくあなたの施設で技能を学んだのであれば、できるだけ長く働いてほしいと思いませんか? 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/07/20

    外国人介護スタッフ

    2025年が危ない!介護職員が不足しています

    みなさん、こんにちは。 ロシア人スタッフのオリガです♪ 「暑い」って1日何回ぐらい言うんだろう・・・ 夏に一番使う単語かもしれません(笑) パラソルを買って本当に良かった! さて、今日は外国人スタッフ採用についての話をします。  そもそもなぜ外国人介護スタッフを日本に招き入れようかとしているか、皆さん覚えていますか?  それは、現在日本が深刻な介護スタッフ不足であること、そして今後ますます不足するであろうと予測されているからです。 上記の画像の通り、既に2017年の段階で不足が始まっている介護職員が、2025年には38万人も足りないと予測されています。供給の数は増えているのですが、それを上回る需要数があるからです。そして、2025年になると需要は一気に跳ね上がり、その数253万人。とうのも、この年になるといわゆる「団塊世代」が75歳以上になる年なのです。 「介護が必要になる人が増えるだろう」という理由の他にも、職員不足が起こる理由があります。 少子高齢化による労働力不足 高齢者が増える一方で子供の数はどんどん減っています。毎年昨年の出生率がどのくらいだったか発表されてニュースにもなりますが、毎年のように「昨年よりも減少し…」と言われる気がします。総人口に対する生産年齢人口の割合は、1995年の69.5%をピークに年々減少しています。2025年には、58.7%まで下がるという予測もあります。 日本全体で働くことができる人の数が減っているのです。 定着率が悪い 人手不足の現状や、「お給料が低いのに仕事がきつい…」「利用者様や他スタッフとうまくやれない…」というネガティブな情報があっという間に広がる現代。若い人の中でも浸透し、新たに介護の世界を目指す人が少なくなっています。そのため、介護業界は常に人手不足!という状態です。 もちろん、既に介護職にいる人でも人手不足のせいで労働量が増え、それが厳しいので離職、そしてまた人手不足に…と負のスパイラルに落ち込んでいるところも。 政府もそんな状況を把握しているので、新しく介護職を目指そうと思っている人にサポートしたり、離職してしまった人に対して復職できるように対策を練ったりしていますがすぐに改善されるかは分からないですよね。その中で環境が改善されるのをただ待つだけでなく、まずは人手不足を解消するために外国人材を活用してみませんか?というのがタツフトの考え方です。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/07/13

    外国人介護スタッフ

    介護現場の人手不足はどう解決する?現状と対処法3つ

    介護の現場では、人手不足が叫ばれています。 「やりがいのある仕事のはずなのにどうして?」 「このままでは業務に支障が出て、経営にまで支障が出るのでは?」 そう感じてはいらっしゃいませんか? そんなあなたに「介護現場の人手不足」いくつもの原因と対策、 人材確保の方法についてご説明します。 人材不足解消のヒントを得ていただけるはずです。 ■目次 1.介護業界ではどれだけ人材不足を感じているの? その理由は?  ・人手不足を感じている事業所の率は?  ・人手不足の理由は? 2.介護の現場で起こっている「人手不足の原因」 3.介護の現場で起きる人手不足に先手を打たなければならない理由 4.介護の現場で人手不足が起こる社会的背景 5.介護の現場で人手不足が起こる理由と解消法3つ  1.業務の効率化  2.国の施策の活用  3.外国人労働者の活用 6.介護の現場での人手不足をカバーする「外国人労働者雇用」の問題点 7.タツフト「介護体験研修サービス」での成功事例  ・施設側の悩み  ・高マッチング率で雇用側・研修生・利用者ともに満足 8.まとめ 介護業界ではどれだけ人材不足を感じているの? その理由は? 「人手不足でサービスが回せなくなるのでは…」 そう思っていませんか? 介護業界全体の状況を、各種調査からみてみましょう。 人手不足を感じている事業所の率は? 次の図を見てください。 なんと66.6%もの事業所で「人手不足」を感じているとの結果が出ています。 ■図1 「平成29年度 「介護労働実態調査」の結果│公益財団法人介護労働安定センター」 http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h29_chousa_kekka.pdf 人手不足の理由は? 人手不足の理由/原因は、「採用が困難」「離職率が高い」「事業拡大によって必要人数が増大した」の順となっています。 採用が困難な理由については、「同業他社との人材獲得競争が厳しい」 「他産業に比べて、労働条件等が良くない」が挙げられています。 ■図2 「平成29年度「介護労働実態調査」の結果│公益財団法人介護労働安定センター」 http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h29_chousa_kekka.pdf 介護の現場で起こっている「人手不足の原因」 介護職の人手不足の原因となる離職は、職場での心理的・身体的負荷が上位を占めます。 上位3位は、以下の通りです。 1.職場の人間関係に問題があったため 2.結婚・出産・妊娠・育児のため 3.法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため ■図3 「平成29年度「介護労働実態調査」の結果│公益財団法人介護労働安定センター」 http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h29_chousa_kekka.pdf 結婚や出産など、人生においてのイベントがきっかけなら致し方ないところです。 ですが、職場での人間関係トラブルや、介護サービス事業者の方針に不満を抱いてしまったという理由で職場を去る人が多いのは、 とても残念なことと言わざるを得ないのではないでしょうか。 介護の現場で起きる人手不足に先手を打たなければならない理由 上記のように、人材不足が起きる理由は様々です。 ですが、単に「人手が足りない」「職員確保のめどが立たない」と手をこまねいているわけにはいきません。 ・経営が成り立たなくなる ・人員基準を満たせなくなり指定の取り消しを受ける ・サービス利用者の安全を確保できなくなる ・精神疾患労災による離職が増加する この4つの大きな問題を生んでしまいます。 経営が成り立たなくなる 人員不足が慢性化すると、利用者の受け入れが難しくなり経営上の問題を生んでしまいます。 深刻な人材不足は、対応できる利用者をどんどん減少させ、収益を縮小させてしまうからです。 そのような状態から脱却するため、多くの媒体に広告を打ったり、いくつもの人材紹介会社に登録したりすれば、 さらに資金面で圧迫されてしまうことになるでしょう。 人員基準を満たせなくなり指定の取り消しを受ける 慢性的な人手不足が継続していると、業態に応じた人員基準を割ってしまい、 最終的に指定の取り消しにまで発展することがあります。 行政による改善勧告を受けてから人材確保に動くのでは、間に合わないことでしょう。 人材の安定化/定着化を常に心掛けておかなければ、 ある日突然「指定取り消し処分」を申し渡されることも考えられます。 ■図4 「都道府県・市町村が実施する指導及び監査の流れ│厚生労働省」 https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/08/dl/s0802-2g.pdf サービス利用者の安全を確保できなくなる 介護にあたる人手が不足すると、利用者の安全確保が難しくなります。 人材ひとりあたりの受け持ち利用者が増えると、転倒・転落をする、誤嚥するなど、 生命の危険に直結する事故も増えてしまいます。 このような事故は、ほんの一瞬目を離した瞬間に起きるものです。 このような事故が増えると、介護スタッフの心理的ダメージも積み重なりますし、 うわさを聞き付けた利用者が離れていくこともあるでしょう。 ■図5 「介護サービスの利用に係る事故の防止に関する調査研究事業報告書│公益財団法人介護労働安定センター」 http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h30_kaigojiko_houkoku_20180402.pdf 精神疾患労災による離職が増加する 状態的に人手不足状態が続くと、スタッフ一人ひとりの業務負担が増え、 精神疾患労災を伴う離職が増える可能性が上昇します。 実際、平成29年度の精神障害の請求件数の多い業種トップは「社会保険・社会福祉・介護事業」、 精神障害の支給決定件数の多い業種の3位も「社会保険・社会福祉・介護事業」です。 ■図6 ■図7 「平成29年度精神障害に関する事案の労災補償状況│厚生労働省」 https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/H29_no2.pdf うつや、うつに近い状態で離職するスタッフが現れれば、他にも同じような状況にある人員がいないか確認しましょう。 そもそも、体力的にも精神的にもぎりぎりで働いているところ、スタッフが一人、また一人と離職していくと、 その穴をふさぐためさらにつらい労働環境に耐えなければならなくなってしまいます。 。また、労災事故を起こしてしまうと、使用者は民事責任、刑事責任、損害賠償責任を負うことになります。 さらには、いわゆる「ブラック企業」と認識されてしまい、求人への応募者も激減してしまいます。 介護の現場で人手不足が起こる社会的背景 介護現場の人手不足の原因、社会的背景は、端的にいうと「少子高齢化」と「家族のあり方の変化」です。 人員不足を深く理解するためには、私たち日本人の置かれている環境も知っておかなければなりません。 人手不足も今後「致し方ないこと」となっていく、とわかるはずです。 ・少子高齢化 ・非婚 ・核家族 ・ダブルケア 特にこの4点から、介護現場の人手不足についてご説明します。 少子高齢化 介護の問題が浮上してきたのは、「少子高齢化」が原因であることは、 介護施設の経営者や介護の現場にいる人材にとって既に当然のこととして理解されているでしょう。 高齢者の数に対し、働ける世代にある人(生産人口)は年々少なくなっています。 特に、団塊の世代が一斉に後期高齢者となる「2050問題」は近い将来のことで、 今後さらに人手不足は深刻なものとなるでしょう。 介護を必要としない「健康寿命」は、 ・男性=72.14歳 ・女性=74.79歳 とされていて、後期高齢者(75歳)となる前に、何らかの支援/介護を必要とする状態となっているのが現代日本人のすがたです。 ■図8 「平成30年度高齢社会白書(概要版)│内閣府」 https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/gaiyou/s1_2_2.html 非婚 生産人口が減っているのは周知の事実ですが、若い世代は「結婚しない」といった方も少なからずいます。 そのような状態にあって、仕事をしながら親の介護をすることはとても困難です。 この場合、何らかの介護サービスに頼らざるを得ないといえます。 核家族 個々人の暮らし方を尊重する「核家族化」が、親の介護をしづらくしてしまっているケースも多くあります。 核家族は、親も子も自由に、好みのライフスタイルで生活することができますが、 いざというときに介護を担えないということも少なからず生じます。 特に、子が親元を離れ遠方で就職しているとき、介護を施設や在宅介護サービスに依頼せざるを得ないことも多くあるのです。 ダブルケア 生産人口にある方たちが結婚、出産しても、 子の世話と親の世話をしなければならない「ダブルケア」に遭遇することも少なからずあります。 そうなれば、どうしても親の介護を施設やサービスに頼らなければならなくなります。 共働きが一般的である今、仕事に加え、子と親の世話をこなすのはとても困難です。 ■図9 「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査│内閣府」 http://www.gender.go.jp/research/kenkyu/pdf/ikuji_point.pdf 介護の現場で人手不足が起こる理由と解消法3つ 介護の仕事は、いわゆる「3K(きつい・汚い・危険)」というネガティブなイメージがあります。 それでなくても生産人口が減っている今、どのような業界でも人手不足は起きているのが現状です。 求職者側も「できれば3K職場は避けたい」と介護以外の仕事を選びがちなのも仕方ないことかもしれません。 ですが、このままでよいわけはありません。 介護は、人のお世話というとても大切な仕事です。 1.業務の効率化 2.国の施策の活用 3.外国人労働者の活用 この3点から、今から2050問題に対する対応をしておかなければならないと思いませんか? 1.業務の効率化 介護の最前線で人手不足による激務を解消するひとつの方法は、ITやロボット導入による業務効率化です。 ・情報のデジタル化=申し送りや会議の時間の短縮、最新のマニュアルに常にアクセスできる、 手書き資料の作成/過去情報の探し出しにかかる時間が不要になる ・ロボット導入=介護スタッフの身体的負担の軽減、 排泄にまつわる(介護スタッフ・要介護者の)心理的負担の軽減、要介護者状態の見守り効率化 ITツールや機械に任せられるところは任せ、スタッフの負担軽減を行うことができれば、 離職率をぐっと減らすことも可能でしょう。 2.国の施策の活用 介護にかかわる人員を正しく評価し、定着率を上げるため、国も年々施策を見直しています。 たとえば、2019年10月には、介護報酬の改定となる「介護職員等特定処遇改善加算」の実施が予定されています。 施設や介護サービス運営事業者は、目の前の問題だけでなく、最新の施策に目を光らせるべきです。 国の制度は刻々と変わりますし、制度利用には各種の条件があります。 「補助金などのサポートの中で何が使えそうか」 「サポートを受ける条件を実現するため、どのような体制をとっておくべきか」と、 自社が今後どうなっていくべきかを中長期的に検討しておく必要があるでしょう。 3.外国人労働者の活用 業務の効率化、国の施策の活用条件を満たす以前に、とても大きな問題となっているのが人材確保の難しさです。 上でも触れたように、日本国内で介護職を選んでくれる人は少ないのが現状です。 また、今後さらに少子高齢化が進むことを考えれば、外国人労働者の活用も視野に入れておくべき、といえるでしょう。 国も、介護に従事する外国人人材の受入れを含む幅広い経済関係強化を目的としたEPA(経済連携協定)締結に乗り出しています。 EPA活用により、介護スタッフを受け入れるメリットは思いのほか多くあります。 ・質の高い教育を受けた人材であること ・介護に関する国家資格取得が前提であること ・資格取得ができれば、長期にわたって雇用ができること 介護の現場での人手不足をカバーする「外国人労働者雇用」の問題点 いくら外国人労働者の受け入れが今後の介護の現場に必要かがわかっていても、 「雇用へのハードル」は高いのが現状でしょう。 上のEPAでは、認められる人材そのものが多くはありません。 技能はどうか、日本語でのコミュニケーションは問題ないのか、留学ビザでアルバイトをしながら介護の資格取得は難しくないのか…。 即戦力とはいかなくても、「成長の見込みのある人材選び」「施設側ニーズとのミスマッチの起こりづらい人選」は、 最低限行わなくてはならないことです。 タツフト「介護体験研修サービス」での成功事例 では、ここで私たちタツフトの「介護体験研修サービス」での成功事例をご紹介します。 施設側の課題や、サービス利用後に現れたプラスアルファの効果について、詳細にご説明しましょう。 施設側の悩み 東北のある施設では、増設に伴う人員確保が課題となっていました。 しかしベトナム人介護士受け入れはうまく進まず、実際に申し込みをしてもなかなか技能実習生の人数が確保できない状況が続いて悩んでおられました。 高マッチング率で雇用側・研修生・利用者ともに満足 まず、ピックアップしたキルギス人の入職希望者10数名とテレビ電話を介した面接で4人に絞りました。 実際に研修が始まると、現場では「思った以上に抵抗感はなかった」「興味・関心が高く、すぐに仕事を覚えてもらえた」 「“海外の人がこのように仕事ができるなら、私たちももっとがんばらなければ”と触発された」 といった反応があったそうです。 その施設は、入所者だけでなく、地域社会に開かれた施設として機能しています。 海外の人に触れる機会の少ないその地域の高齢者にとっても 「日本語を教えてあげたい」「日本文化を教えてあげたい」など、意欲向上の効果もみられたというのです。 もちろん、介護の仕事に就きたいという研修者側にも大きなメリットがありました。 介護体験研修を通じて、研修生も介護の仕事だけでなく、施設(職場)の雰囲気を事前に知ることができますので、 ビザ取得後に働く場所についての理解が深まっていました。 このように、「受け入れ側・研修生側・入所者や利用者」の三方よしが実現したのです。 雇用側・研修生がともに納得できる高いマッチング率が、スムーズな人員受け入れに大きな役割を果たしたといえるでしょう。 同施設では、次のような感想をお持ちです。 「介護業界の人手不足はどこででも生じている問題。 少子高齢化に対応するため、外国人への期待もあるが、少なからずお互いにリスクがある。 受け入れ前のマッチングは、施設側・研修生側双方によい仕組み」 今後も、私たちタツフトでは、この施設へのサポートを続けていきます。 まとめ 私たちタツフトでは、キルギスで介護技術を学んだ学生と、日本で人手不足に悩む介護事業者さまとのマッチングを行っています。 学生は3カ月間御社施設で研修を積み、相互に納得できれば、本格採用(技能実習・特定技能など)に進みます。 研修期間の「顔合わせ」で、お互いに信頼関係ができているでしょうし、 入職時には即戦力に近い人材として活躍が期待できます。 実際の就労までには各種手続きがありますが、御社にマッチしたプランのご提案も行いますので、ぜひ一度、ご相談ください。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/05/21

    外国人介護スタッフ

    タツフトの介護事業は様々なメディアに取り上げられました!

    みなさん、こんにちは。 ロシア人スタッフのオリガです♪ 今日は小学校開校の日です。  152年前この日、京都市に日本初の小学校が開校したそうです。 さて、今回はキルギスから学生を呼んで行う「介護体験研修」について、 過去これまでに取り上げていただいたメディアの記事をご紹介します。 シルバー産業新聞 2018年1月10日号 (クリックで拡大します) こちらは2018年1月に取り上げていただいた記事になります。 この段階ではまだインターン生としてキルギス学生は来ておらず、初めての受け入れを行える施設様を募集していました。 実際にキルギスで学生たちに説明を行い、日本での就労意欲の高さを感じることができました。 シルバー産業新聞 2018年8月10日号 (クリックで拡大します) 2018年6~8月にかけて各地の施設様にキルギスからの研修生が体験のために訪れました。 受け入れ前や序盤では「一生懸命日本語を話す様子に感動した」(シルバー産業新聞)と日本語はまだ拙い様子ですが、 3カ月の研修の中でその能力もどんどん上昇。 研修終了前には「既に貴重な戦力」「いなくなると寂しい」(シニアビジネスマーケット)などの声が聞かれました。 同時に、来日したキルギス学生たちが技能実習で再来日するための手順についてもご紹介しました。 シルバー産業新聞 2018年12月10日号 (クリックで拡大します) 2018年11月頃から第2回の受け入れがスタート。 実際に研修生たちにインタビューを行い、実習をしている様子も記事にしていただきました。 また、これまで受け入れをした施設様の声も載せていただき、 次回受け入れに悩む施設様にとって後押しになるような記事になりました。 シルバー産業新聞 2019年3月10日号 (クリックで拡大します) 研修に応募いただいた施設様と実際に介護体験研修を行っている学生の様子をインタビューしていただきました。 こちらの施設様ではスタッフに高齢の方が多く、 引退の可能性も危惧する中でタツフトのマッチングサービスに応募していただきました。 学生たちは介護の仕事も日本語能力も覚えが早く、どんどん新しいことが出来るようになっているとのこと。 既に利用者様からも受け入れられ、「部屋に来てくれるのが楽しい」という声もあるのだとか。 シルバー産業新聞 2019年8月10日号 (画像をクリックするとPDFの記事が開きます) 既に3回目の受け入れをしてくれている施設でインタビューを行いました。 インターン生は3か月のマッチング期間が終了するとキルギスに帰国するため、 技能実習に向けて期間が開いてしまうところを 次のインターン生の受け入れで補っていく形で利用いただいています。 利用者様も外国人介護士がいることに慣れていき、受け入れについて積極的になっているそうです。 今回は2度目のインターン生も併せて受け入れたため、 業務や日本語においてインターン生たちの先生役として活躍してくれる場面もあるようです。 ご紹介した外国人の受け入れについての詳細はこちらで見ることができます。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/05/18

    外国人介護スタッフ

    インターンを行った施設様のもとへ技能実習生が来日しました

    みなさん、こんにちは ロシア人スタッフのオリガです♪ さて、タツフトでは介護職員の人員不足を解消するため、 「インターンシップによる介護体験研修」をご提案しております。 いきなり技能実習として招くのではなく、3か月間のインターンシップ期間を設けることで 来日後のミスマッチを防ぎ、技能実習生として再来日・入職することができるというサービスです。 これまでに数多くの施設様でインターンを行っていただきましたが、 今回はインターンを行った後に技能実習生として再来日したキルギス人実習生の様子をご案内します。 来日直後 利用者様向けの受け入れ案内 施設様で受け入れを行うにあたり、様々な準備を行ってこられました。 初めての外国人受け入れということもあり、キルギス現地まで行って面接を行いました。 主な担当である施設長様は 「現地で面接を行う中で、外見が日本人に似ているところ、 まだ流暢とは言えない日本語で一生懸命自己紹介や仕事への熱意を語ってくれるところに感動しました」 と感想を述べていました。 面接後は利用者様・他スタッフへの案内や、インターン中に必要になる日用品の寄付を募る中で、 受け入れについて理解と現実味を深めていきます。 そして面接から約4カ月後に実際に来日、施設での研修がスタートしました。 介護体験研修がスタート 体験研修中のキルギス人学生 最初はシーツ交換などの間接業務から開始。 業務に関わる日本語を学び、研修生同士で練習したのちに実際の業務を行っていきます。 研修が始まって1か月が経つ頃には食事介助や排せつ介助にも取り組むようになりました。 また日本語についてもじっくり取り組む時間を設けることで、 最初は頻繁に使用していた翻訳アプリも使用頻度が減ってきたそうです。 業務日誌も日本語で書くように指導しますが、最初は単語を並べるだけの文章だったのが 「てにをは」を正しく使った文章に変わっていくなど理解が進んでいく様子が見受けられました。 専門誌からの取材 【キルギス人インターン来日 将来の介護人材を育成】 シルバー産業新聞  2018年8月10日号記事 (クリックで記事が読めます) 介護にまつわる様々な内容を取り扱っている「シルバー産業新聞社」から タツフトの取り組みと施設様で頑張る研修生の様子を取り上げていただきました。 これにより人材不足に悩んでいる施設様に対してよいPRができたと考えております。 一時帰国、そして技能実習生として再来日 3か月のインターンが終了した研修生たちは一度帰国。 研修生が再来日するためは、日本語のテストに合格する必要があります。 そしてテストに合格後、ビザなどの手続きを経て技能実習生として再来日するのです。 こちらの施設ではまずインターンで研修を行った学生を、 更により多くの実習生に介護を学んでほしいという要望からその他の学生も実習生として採用いただきました。 最終的に、インターン体験者を含む5名が技能実習生として働くことになりました。 技能実習生たちは 「日本でしっかり専門的な介護技術を学び、その技術を母国に持ち帰って介護の仕事で貢献したい」 と話しています。 タツフトでは研修生来日後のサポートや、必要な手続きについてのサポートも行っております。 外国人介護士の受け入れについて少しでも興味のある方は、まずは下記詳細ページだけでもご覧ください。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/04/23

    外国人介護スタッフ

    キルギスがとても親日国な理由は…

    みなさん、こんにちは。 ロシア人スタッフのオリガです♪ さて、今日は以前紹介した「キルギス」という国がとても親日的な理由を探ってみました。以前にご紹介しました通り、キルギスは親日国であり日本語を勉強したり日本にあこがれる方も多いのだとか。その中で「顔立ちが似ている」というのも親しみを感じる一因であるとご紹介しましたが、実はキルギスには昔からこんな言い伝えがあるようなのです。 キルギスの言い伝え ”昔エニセイ川流域に住んでいた民族が移動した。魚の好きな人たちは東の海へ行って日本人となり、肉の好きな人たちは西の草原へ行ってキルギス人となった。だから、キルギス人と日本人は兄弟だ。” ちなみに日本にも「山幸彦と海幸彦」というとてもよく似ている話があります。「山の猟が得意な山幸彦」と「海の漁が得意な海幸彦」という対比は、「肉好き」「魚好き」の対比に似ています。この話が1番最初に日本で出来たのが古事記(712年)ですから、キルギスの言い伝えもそれぐらい古いものになるのではないでしょうか?キルギス人と日本人は元をたどっていくと同じ民族なのかもしれませんね。 キルギスでもコマ回しや凧揚げの風習があったり、キルギス語には日本語に似ている言葉がいくつもあったりとキルギスと日本は大昔からつながりがあるのではないかと思われる国です。普通の「外国人」よりも日本に近しいキルギスの人をスタッフとして迎え入れれば、施設の入居者様も自然に受け入れやすいのではないでしょうか。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/04/20

    外国人介護スタッフ

    日本で介護体験研修を行ったキルギス人学生の感想

    みなさん、こんにちは。 ロシア人スタッフのオリガです♪ 毎月20日はワインの日らしいですが、なぜなのか、皆さんは知っていますか? フランス語でワインを指す「vin(ヴァン)」と 20を意味する「vingt(ヴァン)」の音が似ているからだそうです! 面白い! さて、今回はこれまで介護体験研修を行ったキルギス人学生の感想をお届けします。 東北・キルギス研修生 Hさん 「介護の仕事はとても楽しいです。自国では経験できない貴重な体験をさせてもらいました。 帰国後は日本語をしっかり学び、技能実習生として再来日したいと考えています。 また、技能実習で学んだ介護の知識や技術を自国でも生かしていきたいです。」 東北・キルギス研修生 Mさん 「まだ日本語が完ぺきではないので、言葉が足りない分笑顔を絶やさないようにしようと思いました。 そこから利用者の方と会話ができたり、利用者の方から積極的にかかわってくれるようになりました。 たいへんな仕事ですが、技能実習に進んで日本の介護技術を習得したいです。」 関東・キルギス研修生 Gさん 「仕事の中でのコミュニケーションの取り方をしっかりと学んでいきたいです。 また、介護技術だけでなく日本の文化についても学びたいです」 来日したキルギス人学生たちは来日のチャンスを活かして 介護技術や日本語能力を大幅にアップしようと頑張る子がとても多いです! 3か月の研修が終わるころには研修当初とはできること・やれることがたくさん増えていることも。 外国人の受け入れをお考えの施設様にぜひ使用してほしいサービスです。 キルギスからの外国人介護スタッフ受け入れ詳細は下記ページで見ることができます。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/03/05

    外国人介護スタッフ

    キルギスってどんな国?

    みなさん、こんにちは。 ロシア人スタッフのオリガです♪ さて、今回は「外国人介護スタッフ『インターンシップ/就労体験』」のページでご案内したキルギスという国のご紹介をします。ご案内するまでにキルギスという国を知っていましたか?(私は全然知りませんでした…)今日はキルギスという国を初めて聞いた方にも分かってもらえる「キルギスはこんな国!」というものをご紹介します! まずは場所から キルギス(正式名称:キルギス共和国)はカザフスタンや中国と隣接する中央アジアの国です。実は国土の40%ほどが標高3000mの山になっているそうです。 矢印についている赤字に黄色の太陽が描かれている物が国旗です!赤地は勇敢さと勇気を、太陽は平和と豊かさを象徴します。円の中には3本線を2つ交差させた絵が描かれていて、これは遊牧民が使う移動式テントを表している物です。 キルギスの基本情報 キルギスはキルギス人以外にもロシア人、ウイグル人、ウクライナ人など様々な人種の人が暮らしている多民族国家です。首都のビシュケクでは旧名「フルンゼ」と呼ばれていて、『緑の街フルンゼ』という別名もあるなど風光明媚な都市として有名です。検索すると数々の大自然豊かな観光スポットが出てきます。気になった方は実際に検索してみてくださいね。 どんな文化があるのかな? 文化と言ってもたくさんありますが、今回はその中でも気になった「食文化」を検索してみました! 先程もご紹介しました通り、キルギスは山に囲まれているために肉を使った料理が多いです。特に馬肉や羊肉が多く、・馬肉のソーセージ・羊の肝臓のロースト・ベシュバルマク(ゆでた肉を細麺と一緒に調理する麺料理。キルギスの国民食です)・シャシリク(羊肉を串にさして焼いたもの。輪切りの生玉ねぎと一緒に出される)などなど、ちょっと調べただけでも肉料理が満載…おなかが空いてきます。 飲み物なら「クムス」と呼ばれる馬の乳を発酵させて作るお酒が人気だそうです。馬の乳を使うので、アジア系の遊牧民族の間ではオーソドックスな飲み物みたいですね。 また、キルギスの人々にとって「パンとお茶」は神聖なもので、人を招いたりお客さんが立ち寄ったときは必ずこれらを出してもてなされるそうです。 キルギスはとても親日国! 実はキルギスはとても日本に対して好感を持っている「親日国」です!理由は様々ですが、・顔がとても似ているから・大戦中、拘留者がキルギスでとてもよく働いたから・キルギスの発展に日本が多くの額を援助したからなどと言われています。 いかがでしたか?キルギスについて少しは理解していただけましたでしょうか?サイネージについてが多かったこのブログでは、今後キルギスや介護についてのご紹介もしていく予定です。ぜひご覧ください! 介護についてのページはこちら「外国人介護スタッフ『インターンシップ/就労体験』」 お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/03/02

    外国人介護スタッフ

    外国人介護士を受け入られない不安4つと解決法

    みなさん、こんにちは。  ロシア人スタッフのオリガです♪  さて、今日は外国人介護士を受け入られない不安4つと解決法についてお話をしたいと思います。 介護福祉施設で深刻な「人手不足」。 その解消のために技能実習制度やEPA、 特定技能「介護」を利用して外国人介護士の受け入れを考えた方もいるのではないでしょうか。 しかし、実際には受け入れに踏み切れない施設が多いのが現実です。 そこには施設の方が感じる様々な不安があります。 受け入れに不安を感じるポイントとは? 日本語能力は大丈夫? 介護という仕事は利用者様とコミュニケーションを取る、 引き継ぎのノートを日本語で書くなど技能実習の中でもより高い日本語能力が求められます。 厚生労働省が定めた技能実習の要件の1つには「日本語能力試験」「日本語NAT-TEST」などの日本語の試験で “基本的な日本語が分かる”とされるN4(4級)を取ることが書かれています。 しかし実際働くにはまだ足りない部分も多く、 特に介護に関連する日本語は働きながら勉強してもらう必要があるでしょう。 またどのくらいの理解力があるかは数十分の面談ではなかなか読み取れません。 過去に外国人の受け入れを行ったある施設では、 日本語による引き継ぎノートの記入があまりできなかったために 帰国してもらうことになってしまったそうです。 地方の施設などでは利用者様が方言を使うこともあり、それが分かるかどうか心配している方も多いようです。 介護技術は足りているの? 日本語技術と同じくらい必要と感じられているのが介護そのものの技術です。 食事、入浴、排せつとするべきことはたくさんあり、 ミスによっては命に係わるような事態を引き起こすことも考えられます。 そのため、こちらも厚生労働省で要件が定められています。 制度によって異なりますが「介護について従事した者」「介護技能評価試験」など 介護についての知識を持っていると認められた人が実習制度の対象となっています。 とはいえ日本語能力と同じく、面談だけでは目に見えない部分のため不安を覚える施設が多いようです。 文化の違いを受け入れられる? 日本には他国にはない独特の文化や感性があるため、それを受け入れてもらえるかというのは大きな不安の1つでしょう。 例えば「恥の文化」や「察する文化」と言われる感覚の違いから、 食べ物や生活習慣のような細かい違いが受け入れられるかなどが多くあげられます。 仮に介護も日本語も上手な技能実習生が来たとしても、これらの文化をまったく受け入れられないとなると 長く働き続けてもらうのは難しいと感じることでしょう。 スタッフや利用者様に受け入れられる? 外国人に対してどう接したらいいか分からない、受け入れの環境が整っていないなど 苦手意識を持っていると受け入れのハードルは上がるでしょう。 こちらは「働いている20~69歳の男女」を対象にしたアンケートですが、 働き盛りである40代が最も否定的なことが分かります。 また、スタッフからは 「利用者様の世代や感性によっては、外国人受け入れに否定的な考えを持つこともあるのではないか」 という点を気にする声も聞かれています。 不安解消に繋がるアイディア 日本語学習の時間を設ける 仕事を通じて日本語を学習することもできますが、 やはりきちんとした日本語の習得や日本語能力試験などの対策は勉強が必須です。 テキストを用意して勉強の時間を設けるだけでなく、NPOや各自治体などで日本語教育を行っていることがあります。 介護に関するワードを二か国語表記 介護に関する言葉をひらがなと母国語の2か国語で表記することで、伝えたいことを日本語で伝えやすくなります。 ワードだけでなく、一日の流れなどルーティンワークな部分もポスター化してしまうのもよいかもしれません。 施設側でも受け入れ国についての学習を行う 実習生は日本のことを調べてきているかと思いますが、 施設側でも受け入れに伴ってその国のことを学習する必要があるでしょう。 あらかじめ文化の違いや習慣が分かっておけば、受け入れ後に困ることがありません。 また調べた内容をポスターなどにして貼ることで、利用者様も心の準備がしやすいのではないでしょうか。 コミュニケーションを取りやすい環境を 慣れない環境にいる実習生にとって気にかけてくれる人がいるのはとても心強いことです。 介護部門より先に実習生を受け入れている工場や管理団体等のサイトには様々な方法が載っていました。 例えば実習生たちに自国の文化についてスピーチしてもらったり、逆に日本の文化を体験させてあげたり、 二か国の料理を作ってパーティーをしたり… 大げさなことでなくても「大丈夫?」「困っていることあったらいつでも言ってね」と 話をすることで実習生も安心して働くことができます。 気軽に相談できる人や窓口を用意しておくことで定着率の向上繋がるでしょう。 「違い」を感じる部分は必ずあると心掛ける 対策をしっかりしていても、特に初めて外国人を受け入れる場合はどうしても「違い」を感じる部分は出てきます。 でも同じ日本人であっても一緒に働く中で疑問を持ったり、認識の違いを感じたりすることがありますよね。 日本とは違う国で生まれ育ち、場合によっては年齢も全く違う実習生とスタッフの間に 「違い」があるのは当たり前ではないでしょうか。 その上で「違い」を少しでも解消するために柔軟に対応する、 日本のルールに沿うよう適切な指導をする必要があるでしょう。 3か月のインターンで試してみる 介護の技能実習生をいきなり受け入れる前に、 まず施設で3か月間のインターンを行ってから受け入れる方法です。 実際に施設で研修をしてもらうことにより日本語能力や介護技術だけでなく、 受け入れた人の人柄も見ることができます。 インターン終了後は技能実習生として再来日することができますので、即戦力に近い人材として活躍ができます。 実際にタツフトのインターンを通して来日した技能実習生が施設で働いています。 3か月のインターンを経験しているため、既に施設にもなじんで 利用者の名前を漢字で覚えるなどコミュニケーションも積極的にとっているようです。 日本に慣れている外国人材を受け入れる 既に別の業種で技能実習を行ったフィリピン人を「特定技能」にて受け入れるサービスもご利用いただけます。 日本で働いた経験があるため日本語能力が高く、 日本での生活や文化にも慣れている人材です。 また、既に来日に必要な試験に合格しているため早く入職できるという利点もあります。 技能実習生として施設に来るのは「ゴール」ではなく「スタート」です。 安心して長く働き続けてもらうには、 実習生と施設・スタッフ側が一緒に成長していくという考えが大切なのではないでしょうか。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら 【フィリピン人 特定技能」ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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  • 2021/02/26

    外国人介護スタッフ

    介護職に従事する技能実習生が必要な日本語のレベルとは?

    みなさん、こんにちは。  ロシア人スタッフのオリガです♪  本日は介護職に従事する技能実習生が必要な日本語のレベルについてお話をしたいと思います。 介護スタッフ不足を解消するために、技能実習制度などを利用して 外国人介護士に働いてもらおうと考える施設が増えてきています。 しかし、その中で「きちんと日本語を使ってコミュニケーションを取れるのか?」という点が気になるのではないでしょうか。 今回は制度ごとに必要になる日本語能力について、またその能力がどのくらいのレベルなのかをご紹介いたします。 日本語能力試験とは 日本語能力を調べるための試験として有名なのが「日本語能力試験(JLPT)」(https://www.jlpt.jp/index.html)と呼ばれるテストです。 日本語を母国語としない人向けのテストとして、年に2回実施されています。 日本はもちろん世界各地で受験することのできるテストになっています。 リスニングの「聞く」試験と正しい文法や文字、漢字を答える「読む」試験で成り立っています。 マークシート式のため書く試験はありません。 難易度の高いN1から簡単なN5までの5段階の難易度が設定されています。 合格率としては一番やさしいN5を除くと30~40%、N5で約50%となっています。 実際に必要な日本語能力は? 技能実習制度を使用する場合 技能実習制度を利用する場合、入国時は「基本的な日本語を理解することができる」N4相当の能力を求められます。 基本的な語彙や小学校低学年で習う程度の漢字を使った文章を読むことができる、 ゆっくりとした日常会話を聞き取ることができるレベルとされています。 ただし、入国から1年以内にはこれより1つ上の難易度であるN3に合格する必要があります。 N3は「日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる」レベルです。 より難易度の高いN1・N2に対する橋渡しのような形になります。 日常会話や文章でもある程度まとまった量の文章を読んだり聞いたりして理解する、 言い換えた表現(どんどん⇔次々、など)で正しいものを選ぶなど より日本語についての理解と学習が必要なレベルです。 イメージとしてはN3レベル相当である程度は日本語だけを使って仕事ができる、という形になります。 EPAを使用する場合 EPA(経済連携協定)の場合、インドネシア・フィリピン・ベトナムの各国で日本語の訓練が行われます。 インドネシア、フィリピンの場合は6か月間の日本語学習で一番簡単なN5に合格して初めて日本へ送り出せる形になります。 また来日からの6か月間も日本語教育を行い、最終的にN3への合格を目指します。 ベトナムの場合は母国で1年間の学習を受けN3に合格後、来日します。 どの国でもN3を取得後に実際に福祉施設で働く形になります。 そのため、施設で働くときには既にある程度日本語ができる状態です。 しかし、継続して働き続けるために必要な「介護福祉士」の資格を取れるのが未だに50%前後のため、 期限である3年以内の資格取得ができずに帰国しなければならない可能性もあります。 留学制度を使用する場合 留学制度を使用する場合、最低限N5相当を求めることが多いです。 ただし、基本的には受け入れる学校の判断に左右されます。 実際の介護の現場としては一定のコミュニケーションが取れるN3が望ましいと考えられますが、 日本人と同等の内容を教育したいため 「日常的な場面だけでなく、幅広い場面で使われる日本語をある程度理解できる」N2を求める学校もあります。 その一方で定員数確保のために必要なレベルを下げて人数を確保する学校があることも否定できません。 受け入れる学校によって留学生の質が全く異なる可能性がある、ということは覚えておく必要があるでしょう。 入国してからも日本語教育の機会が必要 このように方法によっては日本語レベルが全く異なり、 同じ方法で入国した外国人介護士でも日本語能力にバラつきが出る可能性は十分にあります。 日本語が話せないと周りとコミュニケーションが取れないことから離職に繋がってしまうことがあります。 また介護に関する日本語は常にアップデートしていくことが必要なのではないでしょうか。 一方的にこちらから日本語レベルを要求するだけでなく、入国後も日本語学習をする機会を作ることが大切です。 【介護業界/外国人 採用】ページはこちら お問い合わせはこちら「お問い合わせ」(PC版) / 「お問い合わせ」(モバイル版)お問い合わせ電話番号:03-3779-6186

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