column
あしあげ隊のつぶやき
2023.11.16
あの”害虫”の潜みやすい場所は「冷蔵庫下・裏」!害虫駆除のプロに聞いた、害虫の傾向と対策すべきこととは
株式会社タツフト(所在地:東京都品川区、代表取締役:笹尾 隆文)は、全国の害虫駆除スタッフ1,004名を対象に、「家庭でできる害虫対策」に関する調査を実施しました。
夏の夜のキッチンでカサカサと動く黒い影を見た…なんてイヤ〜な経験はありませんか?
一度見かけると家には100匹居るとも言われますが、できれば1匹もいない環境にしたいものです。
苦手な方が多いあの害虫ですが、できるだけ見かけないように自宅でできる対策としてはどのようなものがあるのでしょうか。
そこで今回、キッチン・洗濯・家庭用品の販売を行う株式会社タツフト(https://www.tatsufuto.co.jp/)は、全国の害虫駆除スタッフ1,004名を対象に、「家庭でできる害虫対策」に関する調査を実施しました。
調査概要:「家庭でできる害虫対策」に関する調査
【調査期間】2023年6月22日(木)~2023年6月23日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,004人
【調査対象】調査回答時に全国の害虫駆除スタッフであると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
1:駆除依頼ナンバーワンは【ゴキブリ】最も害虫が活発な季節は?
はじめに、どんな害虫の駆除依頼が多いのかを伺いました。
「害虫駆除の依頼で多いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『ゴキブリ(58.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『ハチ(36.0%)』『ムカデ・ヤスデ(31.9%)』『シロアリ(30.1%)』『ダニ・ノミ(26.4%)』と続きました。
次に、害虫が最も活発に活動する時期について伺いました。
「害虫が最も活発な時期を教えてください」と質問したところ、『夏(6月~8月)(73.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『春(3月~5月)(17.3%)』『秋(9月~11月)(8.3%)』『冬(12月~2月)(0.9%)』と続きました。
高温多湿になる夏に、活発に活動する害虫が多いことがわかりました。
夏こそ害虫対策が必要と言えそうですね。
2:害虫が住みつきやすいのは【冷蔵庫下・裏】プロの目から見た対策が不十分な場所とは?
前述の調査で、害虫の多くは、高温多湿になる夏に活発になることがわかりました。
次に、害虫が隠れやすい場所について伺いました。
「害虫が隠れやすいところを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『冷蔵庫の裏・下(53.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『キッチン(42.5%)』『電子レンジの裏・下(35.8%)』『押し入れ・クローゼット(33.4%)』『テレビの裏・下(31.4%)』と続きました。
冷蔵庫の裏や電子レンジの下など、多くの方がキッチン周りに害虫が隠れやすいと回答しています。
キッチンは高温多湿になりやすいため、害虫が好むと推測できます。
では、害虫駆除業者の視点から見たときに、一般の方があまり害虫対策できていない場所はあるのでしょうか。
「一般の方があまり害虫対策できていないと思う場所はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『冷蔵庫の裏・下(39.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『押し入れ・クローゼット(29.2%)』『キッチン(28.9%)』『電子レンジの裏・下(26.7%)』『テレビの裏・下(25.8%)』と続きました。
冷蔵庫の裏や下は、害虫が潜みやすい場所にもかかわらず、対策ができていない方が多いことが明らかになりました。
自宅の害虫対策がしっかりできている方は少数派なのかもしれません。
そこで、あまり害虫予防ができていないと感じる場所を具体的に伺いました。
■一般の方があまり害虫対策できていない家の中の場所とは?
・冷蔵庫のまわりは対策ができていないと感じます(30代/女性/大阪府)
・室外機(30代/男性/福岡県)
・通気口の口(30代/女性/静岡県)
・キッチンの鍋、フライパンの置き場の隅っこ(50代/男性/大阪府)
害虫対策に気を遣っている方でも、意外に盲点だったという箇所もあるかもしれませんね。プロの目から見ると、実は多くの場所で対策が不十分なのではないでしょうか。
3:冷蔵庫下に害虫が潜みやすい理由は【高温多湿】
ここまでの調査で、害虫が最も隠れやすいのは冷蔵庫の裏や下であることが明らかになりました。
ですが、害虫が隠れやすい場所であるにもかかわらず、しっかり対策ができていない方が多いようです。
次に、害虫を駆除しきれなかった場合に起こりえる危険なことについて伺いました。
「害虫を駆除しきれなかった場合、どのようなことに注意すべきですか?(複数回答可)」と質問したところ、『食品汚染(49.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『家の損傷(46.3%)』『害虫の増殖(44.4%)』『健康被害(43.2%)』『追加の害虫被害(16.7%)』と続きました。
■害虫駆除をしきれなかった場合に食品汚染が起こりやすくなる理由とは?
・害虫がばい菌を持っているため(30代/男性/新潟県)
・害虫には悪いウイルスがたくさんついていて大変だ(30代/男性/千葉県)
・虫の体に病原菌などがついている可能性があるから(30代/男性/北海道)
・食べ物がいたむ(50代/男性/山口県)
害虫によって食品汚染が起これば、健康に影響を及ぼしかねないため、可能な限り害虫を予防したいと思う方は多いでしょう。
では、なぜ冷蔵庫下や裏に害虫が潜みやすいのかを伺いました。
「冷蔵庫下・裏に害虫が潜みやすい理由はなぜですか?」と質問したところ、『害虫にとって温度と湿度が快適な環境だから(52.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『食品のカスや水滴がたまりやすいから(25.6%)』『隙間や亀裂などといった潜みやすい侵入経路があるから(17.7%)』『食品などの匂いに引き寄せられるから(3.8%)』と続きました。
冷蔵庫の下や裏はとても狭く空気がこもりがちな場所です。
高温多湿の環境が作られやすく、害虫の温床になりやすいと言えるでしょう。
掃除も行き届きにくいため、食べ物のカスや水滴が溜まると、害虫が寄り付きやすいと推測できます。
では、冷蔵庫下に隙間を作って風通しを良くしたり、掃除をしやすくすることは、害虫対策に有効なのではないでしょうか。
そこで「冷蔵庫下に隙間を作るだけでも、害虫が寄り付くのを防ぐことにつながりますか?」と質問したところ、8割以上の方が『つながる(81.5%)』と回答しました。
【まとめ】:冷蔵庫下は害虫の温床!今すぐ対策しよう
今回の調査で、冷蔵庫の下や裏は害虫が住みつきやすい環境であることが判明しました。
害虫駆除業者のおよそ4割が、一般の方は、冷蔵庫の下や裏の害虫対策をあまりできていないと回答していることから、対策が取りにくい箇所であると言えるでしょう。
また、害虫対策には、害虫の温床になりやすい高温多湿を避けることが効果的のようです。
そこで、冷蔵庫下にゴムマットを敷き、高さを作って風通しを良くしてみてはいかがでしょうか。
ゴムマットを敷くことで、冷蔵庫の重みによる床のへこみも予防できるのでおすすめです。