column
あしあげ隊のつぶやき
2024.03.26
そのかさ上げ台、大丈夫?家族4人分の洗濯でドラム式はこんなに重くなる!
洗濯機の脚の下に置く「かさ上げ台」。
それぞれの脚の下に置くタイプのもの、キャスター付きで移動がしやすいもの…様々な種類が販売されています。
でも洗濯機の種類や設置環境によっては、正しい種類や材質のかさ上げ台を選ぶ必要があります。
今回は近頃人気が高まっているドラム式洗濯機をかさ上げする際に気を付けたい点をご紹介します。
◆洗濯機のかさ上げとは?
本題に入る前にまずは「洗濯機のかさ上げ」「かさ上げ台」とは何か?というおさらいです。
洗濯機のかさ上げとは、洗濯機の下に足や台を取り付けることで、洗濯機本体を高くすることです。
高さを上げることで、
・排水ホースを通すスペースができ、排水エラーへの対策ができる
・集合住宅などで定期的な高圧洗浄がある際、器具や手が入って作業ができるようになる
・洗濯機下の掃除ができるので清潔が保てる
・腰に負担をかけず、洗濯物が取り出しやすくなる
・床との間にスペースができるため、振動や騒音の対策になる
などのメリットがあります。
特にドラム式洗濯機は取り出し口が低いため洗濯物が取り出しやすくなるのは大きなメリットと感じる人が多いようです。
しかし、ドラム式洗濯機をかさ上げする際にはかさ上げ台の「耐荷重」に注意が必要です。
◆ドラム式洗濯機はこんなにも重くなる!
突然ですがクイズです!
乾燥もできて便利なドラム式洗濯機。
これを使って家族4人分の洗濯をした時の重量は何kgになるでしょうか?
ヒントはこちら!「洗濯機本体の重さ」「洗濯物」だけでなく、「洗濯する際の水の重さ」も考えてくださいね。
正解は、
ドラム式洗濯機:約90kg
4人家族の洗濯物:約6kg
水:約54kg
合計:約150kg!
※使用する洗濯機の機種や水の量によっても変わります。
想像よりも重い…と感じた方が多いのではないでしょうか。
更に、ここから使用中の振動や洗濯物の回転が重なるので、瞬間的にはそれよりも大きな重量がかかる場合も考えられます。
◆ドラム式洗濯機の重さに耐えられるかさ上げ台を選ばないと…
多くの家庭で洗濯機は毎日使い、かつ1度購入したら数年は使い続けます。
その中でドラム式洗濯機の重さに耐えられないかさ上げ台を使用し続けることはこんな危険があります。
- かさ上げ台本来の性能が出せず、かえって振動や騒音が出てしまう
- かさ上げ台が破損し、洗濯機が落下する
- キャスターが動いてしまい、給水ホースや排水ホースが抜けて水浸しに
こちらの写真ではキャスターの部分が大きく曲がってしまっています。
そのまま使い続けるとキャスターが破損して洗濯機が落下、故障や水漏れの危険があります。
◆ドラム式洗濯機をかさ上げするときの注意点
・購入前に耐荷重を確認する
公式サイトやECサイトに掲載されている耐荷重の欄を確認しましょう。
「150kg」「200kg」など記載があるものはドラム式洗濯機を乗せるには少し心もとないかもしれません。
「ドラム式洗濯機は非対応」という記載がある商品もあります。
・水平を確認、確実に脚を乗せる
どんなに丈夫なかさ上げ台でも、洗濯パンの縁の上に乗ってしまっていたり洗濯機の脚がはみ出していたら危険です。
かさ上げ台自体が平らな場所に置かれていること、洗濯機の脚が台の中の所定の位置に来ていることを必ず確認しましょう。
特にドラム式洗濯機は一度設置すると持ち上げるのが大変なので、二人以上で設置してその場でよく確認しましょう。
・使用中も異変がないかチェック
割れや欠けがないか、キャスター式であればキャスターの歪みやネジが外れていないか確認しましょう。
万が一異常が見られる場合は使用を中止して取り外してください。
◆ドラム式洗濯機のかさ上げならあしあげ隊
タツフトの「あしあげ隊」は全商品ゴム100%でできているため、とても頑丈で耐荷重は最大で500kg。
お取引先様にお渡しした際、多くの方が初めて持った際に重さに驚き「これだけ重いなら頑丈でしょうね」と言っていただいております。
更にゴム特有の防振性で、床に伝わる振動を20~40%軽減。※
夜や早朝に洗濯機を回したい方には特におすすめです。
※社内調べ:設置環境により異なります。
【商品ラインナップ】
TFi-5505・TFi-5515 洗濯機高さ調整ゴムマット
洗濯機の高さを上げることは使いやすさをアップさせたり、排水トラブルを予防するなどいいこともたくさんあります。
大切なのは「重い洗濯機を長年支えられる良いかさ上げ台を選ぶこと」「正しく設置すること」です。
ぜひかさ上げをして快適な洗濯ライフをお過ごしください!